2011年9月
新篠津村の養鶏農家「妙護寺農園」
新篠津
新篠津村の養鶏農家「妙護寺農園」さんをご紹介するレポートです。
レポーターは編集部の新目七恵です。
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札幌市内から月形方面へ国道275号線を走り約1時間。JR石狩金沢駅を過ぎて2本目を右折したところに、「妙護寺農園」さんがあります。
新篠津村のカントリーサインを越えて少し行くと、右手に見えてくるのが、ニワトリのイラストがかわいいこの看板。
妙護寺博文さんご一家です。
休日のこの日は、小学生の娘さん二人もお手伝い。えらい!
もとは水田農家だった妙護寺さん。
経営の厳しさなどから「農家を辞めようか迷っていた」という15年前、食材にこだわる本州の外食産業のニーズを知り、養鶏家として再出発したそうです。
再出発といっても、その道のりは簡単なものではなかったと言います。
先輩の養鶏農家さんを訪ねてノウハウを学び、自分なりのやり方を見つけていったそうです。
そのひとつが、「平飼い」。
これは、ニワトリが自由に地面を動き回れるようにする飼い方。余分なストレスをかけない分、卵の質が良くなるのだとか。
現在、飼っているニワトリの数は1500~2000羽。
養鶏場では、きれいな毛並みのニワトリたちがせわしなく(笑)、元気に歩き回っていました。
そして、妙護寺さんの一番のこだわりは、エサ。
小麦や魚粕、ニンニク、漢方生薬などを自家配合させたオリジナルです。
中に手をいれさせてもらうと、ほんのり温かい!
「発酵しているからだよ」と妙護寺さん。
時間をかけてエサを発酵させることで、ニワトリのにおいは半減し、タマゴの質も良くなるのだそうです。
そう言われると、確かに養鶏場も、家畜独特の臭いはほとんどしませんでした。
生まれたてのタマゴたち。
サンドペーパーで磨かれ、出荷の時を待ちます。
なぜサンドペーパーを使うんですか?という質問に、「タマゴは呼吸しているからね」との答え。
実は、タマゴは細かいメッシュ状の殻を通じて息をしているから、その穴を壊さないように汚れを取るのだとか。
なるほど!タマゴは生きているんですね。
生まれたてのタマゴを割ってみました。
白身が盛り上がり、黄身がプルンと張っています。黄身の色が濃い!
妙護寺さんによると「3日目位だと白身と黄身がなじんで食べごろ」とか。
1個40円で直売するほか、新篠津村の直売所や札幌のHUGマートでも購入できます。
新篠津村の学校給食にも使われていたり、本州からの注文も多いそうです。
この後、トマトハウスにもお邪魔しました。
こちらでは、発酵したニワトリの糞を肥料にして、「循環型農業」にも取り組んでいます。
秋に肥料をまいて、春まで寝かせ、土を良い状態にしてから苗を植えるそうです。
赤く色づき始めた有機ミニトマト。
この頃は曇り続きで、色づきがあまり良くないとのこと。
農業は、自然とのたたかい、ですね。
収穫されたばかりの「アイコ」もありました。
艶々した赤色がまぶしいほどです。
妙護寺さんは、有機農業を基本とし、農家が生産から販売まで行う会社「オーガニック新篠津」の代表も務めています。
本当に安心・安全で、美味しいものを作りたい。
エサの作り方やトマトの苗の植え方などを熱心に教えてくださる、その言葉の端々から、そんな強い想いが伝わってきました。
ぜひ一度、妙護寺さん自慢のタマゴを味わってください。
[DATA]
・新篠津村第41線北48番地
・TEL 0126-58-3304
・営業時間 事前にお電話ください。
・年中無休
2011/09/21 21:09|新篠津|コメント(0)|トラックバック(0)


















