石狩市の佐藤水産、新設の魚醤工場
石狩
石狩市の佐藤水産さん、新設の魚醤工場をご紹介するレポートです。
レポーターは「のこたべ」のeriさん。
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eriです。
佐藤水産さんといえば、鮭を連想する方も多いのではないでしょうか?
天然の鮭から、鮭の加工品までたくさんの商品を取り扱っています。
鮭に限らず、魚といえば廃棄が多いもの。内臓、頭など・・・。
たくさんの鮭を売っている佐藤水産では年間数万トンもの廃棄物がでてしまっていたそうです。
そこで、何とかこれを利用できないものかと考えた末、生まれたのが鮭の魚醤です。
東京農業大学名誉教授の小泉武夫先生との共同開発により、科学的なものはいっさい使わず、自然界の力だけで魚醤を作り出すことに成功しました。

鮭の魚醤工場です。
工場の中には・・・

どーんと大迫力の天然の杉樽!

釧路の醤油工場から譲り受けたものだそうです。
今、この樽を作れる職人さんは日本で数名しかいなとか。貴重な日本文化の財産ですね。
手入れや管理が大変なのにこの天然杉樽にこだわるのは、木のもつ香り、酵母がより醤油を美味しくしてくれるからなんだそうです。
この樽の中に鮭12500匹分の内臓と塩、麹を入れて熟成。
魚醤というと、独特の臭みが特徴ですよね・・・。
が!佐藤水産さんはこれでは売れないと、匂いの原因を取り除く工夫もしています。
匂いの素を分解してくれる微生物を投入して、毎日かき混ぜては、浮いてくるアク(匂いの素)を取り除いているんだそうです。

熟成中の魚醤。

これは熟成された醤油を濾す機械。
人の手で圧力をかけて2日がかりで絞るんだそうです。
それから今度は冷蔵室で熟成。

冷やすことで熟成中に分解された分子の細かいアミノ酸がくっついてより旨み、甘みを感じられるようになるそうです。
へぇ~、えぇ~の連続です。
そうして出来上がった醤油はくせも匂いもなく旨みがぎゅーーっと凝縮された醤油になるんですね。

魚醤工場の工場長、渡邊寿一さん。
魚醤を開発するにあたって、東京農業大学へ通ってノウハウを学んできたそうです。佐藤水産の歴史から、魚醤の開発の歴史、苦労話まで熱く語ってくださいました。
さてさて、醤油を絞ったあとにも残りかすが出ますよね。
佐藤水産さんはこれも無駄にはしません!!なんと、鶏のえさにしているんですって!ふふふ、気付いた方もいますでしょうか?
鶏といえば卵、卵といえば卵かけご飯、卵かけご飯といえば醤油、醤油といえば・・・そう!鮭の魚醤!!
レストランでは鮭の魚醤の卵かけご飯を食べることができるそうですよ。今年は畑の肥料にしてトマトの栽培に挑戦しているそうです。本当にくせがなくて、旨みが強い醤油なので料理の隠し味にもってこいです。
工場見学のあとは買い物に出かけましょう。
佐藤水産 サーモンファクトリーへ寄り道です。お店に入ると鮭の切り身、半身、1匹がずらっと並びます。


もちろん鮭の魚醤も。
佐藤水産さんの鮭の加工品には鮭の魚醤が使われています。
いくら、佃煮、ふりかけ・・・表示をみるとさまざま商品に使われています。

冷やしラーメンにも!

鮭の皮のおつまみ。
カレー味でサクサクしていて美味しいですよ。
まだまだ伝えきれていないことはたっくさんあります!書ききれません!
とにかく一度見学へ行ってみて下さい。本当におすすめです。
■佐藤水産 魚醤工場
・住所 石狩市親船8番地
・TEL 0133-60-6188
・営業時間 9:00~17:00(11:30~13:00を除く)
・休業日 土日
・見学方法 事前に予約が必要。1回に5名から30名ほど。
仕込みのない日であれば飛び込み見学も対応可能。
人数が多い場合は早めに予約を。
・料金 無料 ミニ鮭醤油のおみやげ付
■佐藤水産 サーモンファクトリー店
・住所 石狩市新港東1丁目(国道231号線沿い)
・TEL 0133-62-5511
・営業時間 平日 10:00~18:00
土日祝 10:00~19:00
1月~3月 10:00~17:00
・公式サイト 佐藤水産
2010/06/29 09:09|石狩|コメント(0)|トラックバック(0)



















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