2011年8月
札幌市の「オシキリ製麺」
札幌
札幌市東区の「オシキリ製麺」さんをご紹介するレポートです。
レポーターは編集部の新目七恵です。
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札幌市東区にあるのが、生ラーメン製造販売会社「オシキリ製麺」さん。
道路を挟んだ向かいは公園。こんな閑静な住宅街に、製麺所があることにちょっとびっくりです。
工場の青色の外観と、手前にある古風な造りの直売所が目印。
早速直売所の中へ入ってみます。
大人5人が入れば一杯のこじんまりした店内に、「いらっしゃいませ」という女性のアナウンスが響きます。
えっ!誰もいない?
そうなんです。ここは無人販売所。
今から10年前、「製造所で手軽に麺を買ってほしい」と設けたのだとか。
オシキリ製麺さんで作っている生麺のほか、スープ、豆腐、油揚げ、納豆、こんにゃくなどがずらり。
嬉しいのは、ここに並ぶすべての商品が、1袋200円!
横にある料金箱にお金を入れる仕組みです。
野菜の無人直売は経験あるけれど、生麺の無人販売なんて初めて!
「よろしくお願いします」と迎えてくれたのは、社長の藤井誠さん。
オシキリ製麺さんは1983年、江別のオシキリ食品のグループ会社として開業。2005年に独立した際、藤井社長が2代目として引き継いだそうです。
写真で藤井さんが持っているのは、一番のこだわり商品「札幌黄ねりこみラーメン」。
この「札幌黄」とは、知る人ぞ知る昔ながらの札幌産タマネギの品種名。
柔らかく甘みが強いのが特徴で、2007年には「食の世界遺産」と呼ばれるスローフード協会国際本部の「味の箱舟」に登録されるなど、その美味しさはお墨付き。ところが、栽培法の難しさなどから作付が減り、ほとんど市場に出回ることはない「幻のタマネギ」なんだそうです。
この「札幌黄」をフリーズドライに、また、「札幌黄」の改良品種「さつおう」をペースト状に、それぞれ加工して道産小麦100%の生地に練り込み、2006年に出来たのがこのオリジナル麺。
「昔ながらの札幌ラーメンの美味しさを追求するうち、この食材に巡り合いました」と藤井さん。
地元ブランドで付加価値をつけたい。そんな思いが生んだオリジナルの札幌ラーメンなんですね。
その努力が実り、2010年には中華麺として初めて道産食品独自認証(きらりっぷ)に認証。
最近では、本やテレビで取り上げられるほど注目を集めているそうです。
早速実食!と、その前に製麺所を見学させてもらうことに。
お邪魔しま~す!と入った工場内は、独特なラーメンの香りに包まれています。
奥の方に何やらいろいろな機械が並んでいます。
こちらは、材料を混ぜ合わせた後、おから状になった生地を板状に伸ばす複合機。
続いて、薄く伸ばした生地を、専用の切り刃でちぢれ麺にする機械。
自動で丸められた麺は、ベルトコンベアーに乗って自動包装されます。
箱詰めされて、完成!
と、ここまで冷静にレポートしましたが、実際はさまざまな機械に大興奮!
すごい!と、子どものようにはしゃいでしまいました。
すっかり身近なラーメンですが、粉が生地になり、麺になる様子を生で見ると、やっぱり面白いものです。
最後に、出来立ての「札幌黄ねりこみラーメン」(みそ味)を試食させてもらいました!
う~ん、うまい!普通の麺よりモチモチしていて、のどごしがツルっとしています。
「これは麺が作りたてだから、もう2、3日寝かせると透明感が出るんですよ」と藤井さん。
全国から注文があり、特に中高年の女性客に人気とか。
とってもおいしかったです!ごちそうさまでした~!
この「札幌黄ねりこみラーメン」は、みそ、しょうゆ、辛みそ味のほか、ラーメンサラダ用の特製トマト冷し味(珍しい!)の4種類があります。
1袋2食入630円で、どさんこプラザ札幌駅店やHUGマートなどで購入できます。
そしてなんと!こちらオシキリ製麺さんでは、直売特別価格として1袋300円で販売しているのだそうです。絶対お買い得です!
9月中旬には、二条市場に初の札幌黄ねりこみラーメン専門店「めん吉」がオープンするのだそう。
また、このほかにも、20年以上前からの定番商品「秘造り生ラーメン」や琴似のスープカレー屋「ぱお」の味を再現したエスニックラーメンなど、約30種類を製造しています。
さらに、現在、道産米粉を使った商品を考案中という藤井さん。
オンリーワンを目指して、地元発の「食」にこだわるオシキリ製麺さん。ぜひ一度、お立ち寄りください。
[DATA]
・札幌市東区北21条東14丁目3-7
・TEL 011-711-2571
・受付時間 9時~17時
・日曜定休
2011/08/24 20:08|札幌|コメント(0)|トラックバック(0)


















