当別町の天然酵母パンの店「ノルトエッセン」
当別
当別町の天然酵母パンの店「ノルトエッセン」さんをご紹介するレポートです。
レポーターは編集部の新目七恵です。
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札幌市内から当別町まで国道275号を約1時間走り、当別町栄町の信号を右折、北海道医療大学方面へ。国道と並行に走る裏道沿いにあるのが、「ノルトエッセン」さんです。
左手に見える、この木の看板が目印。
レンガ造りのお店は、暖かみのある雰囲気です。
店内に入ると、両側にさまざまなパンがずらっと並んでいます。
店主の早川哲雄さん。
昭和58年の開業以来、奥様と二人三脚でお店を切り盛りしています。
当初は札幌の澄川にお店を構えていましたが、より良いパン作りの環境を目指して、9年前に当別に移住したのだそうです。
早川さんが一貫してこだわり続けていること。
それは、天然酵母を使った無添加のパン作り。
一般的に、食感や風味・ボリューム感を高めたり、カビを生えにくくしたり、短時間で大量に生産できる…などの理由から、パン作りに「イースト菌」などの添加物は欠かせないものとされています。
早川さんによると、普通のパンで50種、調理パンだと190種ほどの添加物が使われるそうです。
その添加物に疑問を抱いた早川さんは、無添加のパン作りを決意。
もちろん道産小麦を採用し、天然酵母を使う、伝統的な製パン技術を独自に追求してきました。
ポイントは「長時間の発酵と熟成」。
「自由な酵母の営みを重視して発酵させて、自然な温度で熟成させることで、いい味や香りを待つんだ」と早川さん。
なるほど!手間ヒマを掛けることで、本来の美味しさを引き出すのですね。
あたりまえなようでいて、大量生産・大量消費の時代には贅沢ともいえる作り方です。
そんな「ノルトエッセン」さんの魅力は、天然酵母の多彩さ。
写真の上のカゴに入っている4つのパン、実は「ばれいしょ種」や「ぶどう種」などすべて違う酵母から作られています。
酵母の組み合わせで、味わいは何通りにも広がるそう。
さらに早川さんはなんと、オリジナル酵母を20種類も開発しているのだとか!
酵母の作り手まで顔が見える、そのこだわりように脱帽です。
早川さんの努力と情熱の結晶であるパンたち。
開業当初は「無添加パン」という概念すら伝わらず、車にスピーカーを乗せて売り歩いた時期もあったとか。
しかし現在では、全国の物産展に出品し、多くのファンを持つ有名店になっています。
ちなみに店内にはカフェスペースもあって、パンとドリンクを味わえます。
また、庭が見渡せる屋外席も用意しています。
早速いくつか購入して、自宅でいただきました!
確かに、市販のパンとは食感が違います。
しっとりしていて食べ応えがあり、噛めば噛むほど味わいが広がるようです。
そしてなにより、作り手のことを想うと、最後の一口までしっかり味わおうという気持ちになります。
「ノルトエッセン」とは、ドイツ語で「北方の、北国の食料倉庫」という意味。
「30年間毎日進化しています」と語る早川さんの、パン作りに対する誇りが伝わってきます。
そんなこだわりの無添加パンを、ぜひ一度、食べてみてください。
[DATA]
・当別町金沢2006‐1
・電話 0133‐25‐5110
・営業時間 10時~18時
・定休日 火曜日(11月~翌3月末ごろまでは冬季休業予定)
・公式サイト http://www.nordessen.jp/
2011/10/02 15:03|当別|コメント(0)|トラックバック(0)



















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