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千歳市の「ガイア農場」

千歳

千歳市の「ガイア農場」さんをご紹介するレポートです。

レポーターは編集部の新目七恵です。

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札幌市内から道東自動車道を夕張方面へ約1時間走り、追分町ICで降りて右折。国道234号沿いを約5分進むと、左に見えるのが、この大きな看板。

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ここを左折して、約500メートルの場所にあるのが、「ガイア農場」さんです。

目印は、左手にあるこの看板。

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わかりますかー? 白樺並木の中にひっそりたたずむ、この透明な看板が目印です。

道を進んで正面に見える建物は、農場を運営する動物病院。

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「お待ちしてました」と、優しく迎えてくれたのが、ガイア農場取締役の浅野正春さん。

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ここ、ガイア農場は2003年に誕生。

農場経営者の南繁さんは、動物病院院長を務める獣医で、青年海外協力隊(JICA)OB。海外での経験を生かしてさまざまな活動を続ける中で、自分と同じJICAOB・OGやこれからの隊員たち、新規就農者などの若者をサポートできる居場所として目指したのが、安心・安全な野菜づくりでした。

大学卒業後、JICAの隊員としてマレーシアでバレーボールを指導した浅野さんも、帰国後に南さんと知り合い、その活動姿勢に共感。農場設立時から、一緒に仲間として働いているそうです。

南さんや浅野さんたちは、大規模農業が主流の中、本来の農業の在り方を求めて有機野菜栽培に挑戦。現在、8haの畑で約30種類を作っています。

そして、近年力を入れているのが、養豚。

それも、ストレスが少なく、健康で美味しい肉にするため、外での放牧に挑戦。

しかも、道内では難しい冬の放牧も行っているのです。

というわけで、約50頭がいる放牧場に案内してもらいました。

動物病院の奥に広がる雪原の一角に、元気そうな豚ちゃんたちを発見! 

 

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ちょうどエサやりの時間で、忙しそうに食べまくる豚ちゃんたち。

「今日は特に寒いので、ほかの豚は小屋の中にいるみたいですね」と浅野さん。

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通常市販されているのは6カ月くらいだそうですが、こちらでは十分成熟させるため、8カ月ほどまで飼育するそう。

ここにいるのは、10カ月くらいの豚ちゃんたち。

広々した場所で育てられているからか、なんだかのびのび&生き生きしてるみたいです。

ずいぶん美味しそうに食べているこのエサも、「どこもやってないはずです」というこだわりのもの。

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鼻を近づけると、甘酸っぱい匂いが。

トウモロコシの一種「デントコーン」を自家栽培し、発酵させたものだそう。

「寒い冬をしっかり越えられるように、カロリーの高いものを食べさせたいと、一昨年から生産してみたんです」と浅野さん。

なるほど。これも、越冬飼育の工夫なのですね。

それにしても、なぜ発酵させるのですか?との質問に、「要するに漬物ですね」とスタッフさん。

時間をかけて発酵させることで、栄養価を高めるのだとか。

このデントコーンは冬場だけですが、普段のエサも、すべて道内産の穀物を配合。

エサ作りをする納屋にも案内してもらいました。

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麦や大豆、米ぬかなどの食材を混ぜ合わせる作業は毎日行うそう。

毎日!大変ですね。

と言うと、「もちろん手間はかかりますけど、生き物を飼っているところはみんな大変ですよ」と笑う浅野さん。

そんな言葉から、それでも安心・安全なものを提供したい、という想いが伝わってきます。

 

手塩にかけて育てた豚「ガイアポーク」は、生肉・冷凍のほか、ウインナーの加工品を販売。

添加物を使わずに整形するため、屠畜(とちく)してから6時間以内という短時間で製造・加工するのだそうです。その「無添加ウインナー」は、全部で6種類。

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特に人気があるのは、「無添加あらびきウインナー」「無添加バジルウインナー」「無添加スパイシーウインナー」だそう。どれも基本価格は380円。

ここ、動物病院で直売しているほか、通販や札幌のどさんこプラザなどで購入できます。

「ありがたいことに、美味しいとリピーターのお客様がいます。東京の一部レストランにも納めています」とのこと。

商品に込められた想い、ちゃんと消費者に伝わっているんですね。

 

ちなみに、こちらの敷地内には、たくさんの動物たちがいてにぎやか。

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番犬3匹、牛、猫、ヤギ、ウサギ・・・驚くことに、みんなペットだそう!

 

そもそも農場名の「ガイア」とは、「地球」を意味。

地球のあらゆる「いのち」が、地球という生命体を形作っているというオムニバスドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」(龍村仁監督)に感銘を受けた南さんが名付けたのだそうです。

農場では毎年夏と冬に、海外からの研修生を招いたパーティーを開いているそう。

 

野菜も、動物も、人も。

すべての命が輝く場所として、この「ガイア農場」はあり続けるのでしょう。

そんな「ガイア農業」で生まれたウインナーを、ぜひ一度、お買い求めください。

 

[DATA]

ガイア農場

・千歳市協和1914

・電話 0123-21-2411

・ウインナーは、ガイア動物病院のほか、札幌のどさんこプラザ、新千歳空港ターミナルビル内の「カムイン北海道」「JA道央新千歳空港店」、千歳の道の駅にある農産物直売所「旬菜の館」(夏期のみ)、「ふれあいファームいずみ」(夏期のみ)などで購入できます。


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