札幌広域圏 まるっとおでかけ観光ガイド


1日・半日わくわくおでかけレポート!札幌広域圏のおすすめルートをレポート!

2012年2月

江別市のイタリアンの店「ダイニング木の家」

江別

江別市のイタリアンの店「ダイニング木の家」さんをご紹介するレポートです。

レポーターは「のこたべ」のyukieさん。

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記録的な降雪量と言われる岩見沢や滝川・・・その手前の江別市も
札幌から走っているうちに「わぁ、やっぱり雪が多いなぁ」と実感します。
そんな深い江別の雪をも融かしてしまいそうな”熱い”情熱を持った
オーナーシェフが作り上げるイタリアンの世界と出会ってきました。

札幌から国道12号線を岩見沢方面へ、江別市役所を越えた付近の
5丁目通り(道道110号線)にて左折、右側にコープが見えたら、すぐ
そばにイタリアンカラーの素敵な看板を発見!こちらが目印です。
木の家 看板20120127
木の家外観 20120127
ダイニング・木の家」さんです。ドアを開けるとほわっと温かい雰囲気が。
木の家内観カウンター
我が家のダイニングのように、ゆっくりくつろいでもらいたい…オーナーの
そんな想いが、テーブル席16席、カウンター6席の小さな空間全体に、
美味しい香りとともに広がっているのを感じます。
木の家窓際
光が差し込む窓際には、こんな手作りのオブジェも。そして、何故か
あちこちに可愛らしい豚さんたちが。
木の家豚1

平日のランチタイムの終盤に伺いましたが、店内は、談笑しながら
コースを楽しむ女性たちでいっぱい。このお店が愛されているのを感じます。
早速私たちもランチを頂くことに。ランチメニューは1260円のコースのみ。
この日は5種類のパスタに、4種類のリゾットから1品選ぶことができました。
今回は2人で伺ったので、スタッフの方にオススメの一品づつを選んで
いただき、両方楽しむことに!

さぁ、ここから1260円とは思えない充実のコースのはじまりです。
木の家前菜20120127
最初に登場したのはアンティパスト、前菜5品盛り合わせ。
この日は、*ズッキーニのオムレツ*鶏胸肉の甘酢漬け
*鱈、じゃが芋のシュー*黄色人参のオレンジジュース煮
*茄子のスパイス煮込み でした。一品一品、多彩な味付けの
イタリア料理を、順番に味わっていくのが楽しく、自然に笑顔に。
木の家前菜パンサラダ 20120127
そこに、ふっかふかで温かい自家製フォカッチャ、サラダも登場。
これだけでも、うっかり満足してしまいそうに(笑)

いえいえ、次はランチコースの主役であるパスタとリゾットの登場です。
木の家 パスタ20120127
「手作りベーコンとほうれん草のトマトソースパスタ」
この絶妙な塩加減の味わい深い手作りベーコンこそが、2007年の
オープン以来、木の家さんの「味の基本の基」とのこと。道産子に
こだわった豚を桜のチップでじっくり燻しあげており、パスタやリゾットの
具はもちろん、ソースのだしとしても使っているそうです。
木の家ベーコン20120127
店内のあちこちに豚さんがいるのにも納得!
木の家リゾット20120127
「ポルチーニ茸と栗のリゾット」
こちらは木の家さんの人気リゾットだそうです。お米を一口食べて納得。
自宅で作るリゾットは、何故か「洋風おじや」になる私…ふんわりしつつも
程良い固さのお米が濃厚な味わいの具材と絶妙に溶け合っており、
さすがプロ。お米そのものの美味しさも実感します。このリゾットのお米は、
7月の取材で伺った江別豊幌地区の直売場ゆめぽっけさんで出会った
巴農場さんのもの。豊饒な土地で育ったお米、取材時にいつか食べて
みたいと思っていた願いが、こちらで叶いました。そう、木の家さんの
もう一つのこだわりが「地元の食材を生かす」ということ。

それはコースの最後のデザートにも。
木の家 デザート20120127
手前のティラミスも美味でしたが、目の前の花子さんが
「これよ、これ!私が求めていたのは、このプリン!!」と大絶賛。
このほど良い固さの濃厚プリンの秘密は卵にあるんですって。それが江別市
八幡のまーむのさとの自然卵、「ばあちゃんのこだわり地卵」だからこその
味で、このプリンには、この卵じゃなくちゃ駄目なんですとのこと。

それにしても、このコースのボリュームと一品一品へのこだわりに
脱帽です。これだけ味わえてドリンクも付いて1260円。
「もう食べられない~」と嬉しい悲鳴をあげる私たちをニッコリと笑って
見ていらっしゃったのが・・・この美味&充実コースを作り上げている
オーナーシェフの木下二三男さんです。
木の家TOP.jpg
ディナーは2500円のコースにて、前菜は7品に増え、魚or肉のメイン
料理も登場、最後はデザートの盛り合わせ・・・と、ランチ以上に充実の
内容だそうです。見た目の美しさや作法より納得の価格でボリューム
満点の料理を味わっていただくことをモットーにしているとのこと、その
コンセプトと美味しさに惹かれて、今では江別市内の方だけではなく、
札幌や岩見沢など市外の方もあわせて一度ならず、何度もこの空間を
訪れるリピーターの方が増えたそうです。
p1274757
お話しを伺っていると、木下さんが江別の生産者の方と、とても強く
つながっているのが分かります。先ほどのお米や卵にしろ、一つひとつ
様々な生産者の方のところへ直接出向き、仕入れてきて、更に近所に
畑を借りてハーブや野菜を、農家の方に教えていただきながら、ご自分
でも育てているとのこと。だから、ランチタイムが終わり、ディナーの仕込み
までの時間に、木下さんがお店にいることは、ほぼゼロとのこと。
「でもこの季節はなかなか緑の野菜を揃えるのは大変ですよー」と。
確かに直売場もお休みシーズン、そんななか、店内にこんなポップが。
木の家アスパラ
冬採りアスパラガス・・・?江別で?「ちょうど今から行くところなんだけど、
良かったら一緒にどうですか?」というわけで、木下さんの車について、
東野幌まで20分ほど車を走らせました。辺りは広大な雪景色。
岡本農場さん、メインはお花を出荷しているそうなのですが、江別で唯一
冬採りのアスパラに挑戦されているのです。突然押しかけた私たちも
温かくハウスのなかに招き入れてくださいました。
木の家 岡本さんと
この季節なのに、ハウス内、そして土は15度くらいに保たれています。
それでも今年は気温が低く、例年よりも収穫が遅れたそうですが、
にょきにょきと背を伸ばすアスパラガスが可愛いっ!その場で切って
「食べてみてください」と渡されてびっくり。生でそのまま食べるのは
はじめて~恐る恐る口にいれて、その瑞々しさに感動。ちっとも苦く
なくて、むしろ甘いんです。花子さんと二人で「美味しい!」と感動。
木の家 岡本夫婦と
今年の生育状況などについて、岡本夫妻と語り合う木下さん。その
姿は彼らの息子さんのようでもあり、とても素敵な関係であると
感じます。生産者の方たちが丹精こめて研究を重ねて作り上げた
子どもたちのような農作物を、このうえなく美味しい姿で消費者の
前に登場させる木下さん。その関係こそが、江別の農業を活性化
していく源になっていると思いました。

これからも、様々なメニューが木の家さんのテーブルには登場する
ことでしょう。それら一つひとつが生産者の息吹を感じられる逸品、
また再び会えるのが楽しみです。皆さまもぜひ!

☆★基本DATA☆★
ダイニング木の家
住所   :江別市元江別886-8
電話番号:011-676-8255
営業時間:11時~14時半(ラストオーダー14時)
       17時半~21時(ラストオーダー20時半)
定休日  :月曜日・第3火曜日
※できるだけ予約をオススメします。
※店内は禁煙
※支払いは現金のみ・カードは使用できません。